「水泳はもう続けたので、次はフェンシングも検討したい」「水泳かフェンシングか迷っている」というご家庭からの相談は多くいただきます。
この記事では、子供の習い事としての水泳とフェンシングを、運動内容・費用・続けやすさ・個性の観点から比較し、どちらがどんな子に向くかを整理します。
リッツフェンシングアカデミーは 5歳〜小中高生が中心のフェンシング教室です。水泳については一般的な情報として比較しています。
結論: 両方やる家庭も多い
まず前提として、水泳とフェンシングは両立できる 習い事です。使う体の部位が違うため、両方やっている子も珍しくありません。
- 水泳 = 全身持久力・心肺機能
- フェンシング = 瞬発力・戦術思考
どちらを優先するかは、子供の性格と家庭の時間・予算 によります。
運動内容の違い
水泳
- 全身を使う有酸素運動
- 心肺機能・持久力育成
- 左右対称の動き
- 個人で取り組むスポーツ
- 競争は基本的にタイム
フェンシング
- 前後方向の瞬発運動
- 瞬発力・戦術思考
- 左右非対称の動き(半身構え)
- 対人で駆け引きのあるスポーツ
- 勝負は一本一本の判定
体の成長への影響
水泳: - 心肺機能・持久力がつきやすい - 肩周りの柔軟性・背筋が育つ - 成長期の子供の体幹形成
フェンシング: - 下半身・体幹中心 - 瞬発力・バランス感覚 - 頭を使う運動で集中力 が育つ
費用比較
月謝目安
| 項目 | 水泳スクール | フェンシング |
|---|---|---|
| 月謝 | ¥7,000〜10,000 | ¥11,000〜13,000 |
| 入会金 | ¥5,000〜11,000 | ¥11,000〜 |
| 用具 | 水着・ゴーグルのみ | 教室貸出が多い |
| 大会参加費 | タイム会 ¥1,000〜 | 1大会 ¥3,000〜8,000 |
年間総額(週1回・試合少なめ)
- 水泳: 約¥10〜13万
- フェンシング: 約¥14〜16万
水泳の方が月謝はやや安め。ただし両方とも「特殊競技」という価格帯ではありません。
通いやすさ
教室の数
- 水泳: 都内どこでも徒歩・自転車圏に複数
- フェンシング: 区内に1〜2教室程度と選択肢は限定的
水泳の方が、家の近くで探しやすいのは間違いありません。フェンシングは通学時間を少し長めに見る必要があります。
季節性
- 水泳: 屋内プールなら通年OK
- フェンシング: 完全屋内で通年OK
どちらも天候の影響を受けにくい点は共通。
続けやすさ
水泳
メリット: - 基礎体力が確実につく - 親も見ていて分かりやすい - 大会が身近(タイム会など) - 教室数が多く、引越ししても続けやすい
デメリット: - 単調さを感じる子もいる - 大人数で教わる形になりやすい - 泳ぐのが嫌いな子には辛い - 他の子も習っているため「個性」にはなりにくい
フェンシング
メリット: - 対人で飽きにくい - 頭を使う運動 - 少人数制で一人ずつ見てもらえる - 珍しい習い事として個性になる - 中学・大学受験の面接・推薦で話題
デメリット: - 通える教室が少ない - 進路のレールが限定的 - 認知度が低く、保護者の説明が必要なことも
個性・進路の違い
水泳の進路
- 小〜中学校の水泳部
- 高校・大学の競泳部
- 選手養成コース(本格競技)
- 競技人口が多く、上位に入るのは大変
フェンシングの進路
- 中学・高校のフェンシング部(ある学校のみ)
- 大学のフェンシング部
- 強豪校・スポーツ推薦
- 競技人口が少ないため、全国大会出場の可能性が相対的に高い
中学受験・大学AO入試でフェンシングは「珍しい継続経験」として評価されやすい傾向があります。
どちらが向くか
水泳が向く子
- 全身運動でエネルギー発散したい
- マイペースで黙々とやるのが好き
- 泳ぐのが好き
- 近所の教室に友達がいる
- 幼児〜低学年からの基礎体力作り
フェンシングが向く子
- 走るだけ・単調な動きは飽きる
- 対人の駆け引きが好き
- 少人数の方が集中できる
- 人と違う経験をしたい
- 小学校中学年以降から本格化したい
両方やる場合の組み合わせ
実際に両立しているご家庭もあります。
年齢別の目安
- 幼児〜小学校低学年: 水泳(基礎体力作り)
- 小学校中学年以降: 水泳+フェンシング(個性と基礎)
- 中学生〜: フェンシング中心(競技志向)or 水泳中心(部活)
週の組み方例
- 月・木: 水泳
- 土: フェンシング
- 週計: 3回(合計3〜4時間)
無理のない範囲で 両立できる家庭は、両方のメリットを得られます。
よくある質問
Q1: 泳げないとフェンシングも不利?
A: 全く関係ありません。泳ぎと剣は別の運動能力 です。
Q2: 水泳を辞めてフェンシングに切り替える価値は?
A: 本人が「水泳飽きた」と感じていて、フェンシングに興味があるなら十分あり。ただし急な切り替えより、両立期間を挟む 方が安全。
Q3: フェンシングは体力がつく?
A: 水泳ほどの全身有酸素運動ではありませんが、下半身・体幹は鍛えられます。心肺機能向上が主目的なら水泳優位。
Q4: どちらが怪我しやすい?
A: どちらも安全性は高い。水泳は溺れる系事故リスク、フェンシングは筋肉疲労リスク。教室の指導体制次第。
Q5: 小学生は何時間くらい?
A: 水泳も フェンシングも、週1回60〜90分 が標準。どちらも無理なく続けられる範囲。
まとめ
- 水泳とフェンシングは違う運動能力を育てる
- 費用・通いやすさは水泳がやや有利
- 個性・進学面ではフェンシングが有利
- 両立も可能、年齢で優先順位を変えるのも手
- 最終的には子供の反応と家庭の状況 で決める

